お祝いやお返しでもらったまま、ずっと財布の奥で眠っている。
使い道が限られる商品券は、現金化を希望する人が非常に多いアイテムです。
しかし、ひとくちに商品券と言っても、種類によって買取価格には大きな差が出ます。
売るタイミングや業者を間違えると、数千円単位で損をしてしまうことも珍しくありません。
この記事では、「どの商品券がいくらになるか」という種類別の相場と、一番損をしない「最適な売り方」をわかりやすく解説します。
商品券の種類ごとに買取価格は変わる
買取価格が高いか低いかは、商品券の種類によってほぼ決まります。
大きく3つのカテゴリーに分けて、それぞれの特徴を見ていきましょう。
全国共通系(百貨店・信販系ギフトカード)
全国のデパートやスーパーで幅広く使える「全国共通百貨店商品券」や、JCB・VJAなどの「信販系ギフトカード」は非常に需要が高く、最も換金率が高い王道ゾーンです。
有効期限もないものが多いため、買取業者が積極的に高値で引き取ってくれます。
チェーン店系(飲食・小売り)
イオン・セブン&アイといった大規模な流通系商品券や、マクドナルド・吉野家などの外食チェーンの優待券が該当します。
頻繁に利用する人が多いため需要は高いですが、特定のグループ店舗でしか使えないという制限があるため、全国共通系と比べると買取価格に少し差が出ます。
旅行券・ギフトカード系
JTBや日本旅行などの旅行券、ANA・JALの航空会社系ギフトカードも人気があります。
ただし、旅行や帰省のシーズンには価格が上がり、シーズンオフには下がるなど、季節による影響を受けやすいのが特徴です。
商品券の買取相場はどれくらい?
実際に手元のアイテムがいくらくらいで売れるのか、大まかな買取相場を3つの換金率ゾーンに分けてお伝えします。
高換金率の商品券(90%以上)
額面の90%〜98%程度という、最高レベルの換金率を誇るのが「全国共通百貨店商品券」「JCBギフトカード」「VJAギフトカード」などです。
このクラスになると、どこで売っても比較的高値がつきますが、複数枚のまとめ売りなどによる+αの査定額UPを狙うのが賢い方法です。
中間ゾーンの商品券(80〜90%)
額面の80%〜90%前後で買い取られることが多いのは、イオンやイトーヨーカドーなどの大手スーパー系商品券、図書カード(NEXT等)、クオカードなどです。
知名度は抜群ですが、使う目的が絞られるため、信販系ギフトカードには一歩及びません。
換金率が低めの商品券(70%前後)
買取額が額面の70%、場合によっては半分近くに落ち込んでしまうのが、マイナーな地域限定の商品券や、飲食系の株主優待券です。
お釣りが出なかったり、有効期限が短く設定されていたりすることが多いため、買取業者も在庫リスクを恐れて高値はつけられません。
商品券が高く売れる理由と安くなる理由
そもそも、商品券の買取価格はどうやって決まっているのでしょうか。
業者が査定の基準にしている明確な3つの理由を知っておきましょう。
利用範囲が広い店で使えるほど高い
日本中どこでも、スーパーでもコンビニでも家電量販店でも使える商品券であれば、買い手はすぐに見つかります。
業者は買ってもすぐに次のお客さんに売れるという安心感があるため、買取価格をギリギリまで高く設定できるという仕組みです。
お釣りが出るかどうか
お釣りが出る商品券は「現金と同じ感覚」で使えるため、利用価値が跳ね上がります。
代表的な全国共通百貨店商品券はお釣りが出るため別格の人気ですが、最近主流の信販系ギフトカードはお釣りが出ないため、少しだけ差がついています。
信頼性の高い専門ブランド(信販系など)か
JCBやVJAなど、カード会社が発行する信販系のギフトカードは発行元が倒産するリスクが極めて低く、偽造対策も万全です。
こうした「ブランドの信頼性」は買取業者にとって非常に重要であり、安心して高値で買い取れる強い理由になります。
商品券を売るベストなタイミング
商品券は売りに出す時期によって、思わぬ臨時収入になることがあります。
買取価格が一時的に跳ね上がるベストなタイミングを3つ紹介します。
ボーナスが支給される時期(6月・12月)
世の中の会社員にボーナスが支給される夏と冬は、財布の紐が緩み「少し豪華な買い物をしよう」と考える人が増えます。
高級ホテルやデパートで商品券を使いたいという需要が一気に高まるため、業者も買取価格を上げて在庫の確保に走ります。
年末年始や大型連休の前
ゴールデンウィークやお盆、お正月といった大型連休の直前も、旅行券やギフトカードの相場が大きく上昇する絶好の売り時です。
ただし、連休が終わった直後は「もう不要」とばかりに売りたい人が殺到し、価格が急落するので注意が必要です。
お中元やお歳暮などギフト需要が増える時期
お中元(7月〜8月)やお歳暮(11月〜12月)のシーズンは、贈り物として見た目の良い商品券を購入する人が急増します。
この時期に合わせて新品同様の綺麗な商品券を査定に出せば、通常時よりも数%アップした金額で買い取ってもらえる可能性が高いです。
商品券の買取方法|どれを選ぶべき?
いざ商品券を現金化しようと考えたとき、選択肢として街の金券ショップとインターネットの業者が思い浮かぶはずです。
それぞれの特徴をわかりやすく比較してみましょう。
店舗買取(金券ショップ)の特徴
駅前や商店街にある実店舗に持ち込んで、その場で査定をしてもらう方法です。
メリットは査定が終わればすぐに現金を受け取れることですが、店舗の運営費(家賃や人件費)がかかるため、換金率はどうしても少し低めに設定されます。
オンライン買取(郵送)の特徴
インターネットで買取申し込みを行い、売りたい商品券を封筒に入れて郵送する方法です。
数日待つ必要はありますが、スマホ一つで日本全国の優良買取業者と取引できるのが魅力です。
商品券を高く売るならオンライン買取が有利な理由
もし1円でも高く、賢く現金化したいのであれば、圧倒的にオンライン買取(郵送買取)をおすすめします。
店舗買取にはない、オンライン専門業者の強力な強みを3つ解説します。
全国規模の価格競争があるため換金率が高い
オンラインの買取業者はインターネット上で常に全国のライバル業者と価格を競い合っています。
ユーザーからのアクセスを集めるため、利益をギリギリまで削って店舗よりも高い換金率を提示している業者が数多く存在します。
大量のまとめ売りで買取額が優遇されやすい
1枚や2枚ではなく、数十枚単位の商品券をまとめて郵送すると「大口買取キャンペーン」などが適用され、買取額に数%が上乗せされるケースが多いです。
オンライン業者は一度の査定で大量の在庫を確保できるため、お客さんへの還元もしやすくなっています。
無店舗であるため運営コストの削減分が還元される
オンライン買取業者は駅前の一等地に高い店舗を構える必要がなく、最低限のスタッフで運営できるため莫大なコストカットに成功しています。
浮いた経費を買取価格に上乗せして客に還元してくれるため、私たちが受け取る現金が多くなるという仕組みです。
オンライン買取の流れと注意点
「初めてで不安」「なんだか面倒そう」と思う方に向けて、オンライン買取の具体的なステップと費用について解説します。
想像以上に簡単です。
申し込みから現金が振り込まれるまでの流れ
業者の公式サイトから申込みフォームに入力後、指定された住所へ商品券と本人確認書類のコピーを郵送します。
数日後に査定金額を知らせるメールが届き、その金額に同意すれば指定した銀行口座へすぐにお金が振り込まれます。
郵送してから現金化までにかかる日数
住んでいる地域にもよりますが、早ければ郵送した翌日〜3日程度で口座に入金されます。
「朝一番で郵送して翌日の夕方には振り込まれていた」というスピーディーな業者も増えています。
送料や振込手数料の自己負担額を確認する
オンライン買取を利用する上で絶対に確認すべきなのが、郵送する際の送料と銀行の振込手数料です。
いくら換金率が高くても手数料で引かれて赤字になっては意味がないため、「送料無料」「手数料は業者負担」といった親切なサイトを利用しましょう。
商品券を少しでも高く売るためのテクニック
オンライン買取の利用に加えて、ほんの少しの工夫をするだけで、査定金額はさらにアップします。
誰でもできる3つのテクニックを使って損を防ぎましょう。
バラバラにせず複数枚まとめて売る
商品券は1枚だけ査定に出すよりも、なるべく手持ちのすべての金券をまとめて送る方が断然お得です。
シート状の切手や冊子になった株主優待券を持っている場合は、絶対に切り離さずにそのままの状態で送りましょう。
折れ目や汚れがない綺麗な状態を保つ
商品券はお金と同じ価値を持つ「商品」です。
財布の中に入れてボロボロになっていたりシミがついていたりすると、買取価格がガクッと下がるどころか買取り自体を拒否されてしまいます。
使わないと判断した瞬間に、クリアファイルなどに挟んで大切に保管してください。
需要の高い人気商品券に絞って売る
郵送にかかる手間などを考えると、換金率が高い全国共通百貨店商品券や信販系ギフトカードなどをメインに発送するのが賢いやり方です。
もし手元にマイナーな小額の金券が数枚ある程度なら、オンラインに出すよりも近所のスーパーで消費してしまった方がお得なケースもあります。
商品券の買取を避けたほうがいいケース
すべてを無条件で現金化すべきではありません。
以下の状況に当てはまる場合は、売るのを少し考え直すことをおすすめします。
自分や家族が近いうちに使用する予定がある場合
「今週末に家族でデパートに行く」など、近いうちに確実に商品券を使う機会があるなら、無理に現金化して手数料や郵送料を損する必要はありません。
額面通りの価値で使い切るのが一番お得だという基本を忘れないでください。
マイナーすぎて換金率が低すぎる商品券の場合
特定の地域でしか使えないお買い物券などの場合、オンライン買取業者に送っても換金率が50%以下になったり、買取不可で返送されたりするリスクがあります。
ローカル過ぎる券は、手間をかけて売るのではなく、自分でサクッと使い切るのが一番です。
よくある質問(FAQ)
商品券を売却する前に感じる疑問について、簡潔にお答えします。
- 商品券は結局どこが一番高く売れる?
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店舗にかかる経費が削減されており、全国のライバルと価格競争を行っている「オンライン買取(郵送買取)」の専門業者が最も高く売れるケースが多いです。
- 商品券に有効期限はある?
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多くの全国共通商品券や信販系ギフトカードには有効期限はありません。しかし、一部の旅行券や飲食系の株主優待券などには期限が印字されているため、期限の半年以上前には売却することをおすすめします。
- 大量ではなく1枚だけでも売れる?
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はい、1枚からでも買取自体は可能です。ただし、オンライン買取の場合は送料や振込手数料が買取額を上回ってしまい損をする可能性もあるため、送料無料の業者を選ぶか、多数枚貯めてから売るのが無難です。
- 店舗以外で即日現金化はできる?
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オンライン買取の場合は必ず「郵送」の手順を挟むため、その日のうちに現金を手に入れることは物理的に不可能です。今日中にお金が必要という緊急事態であれば、近隣の店舗持ち込みしか方法はありません。
商品券の買取相場と高く売るポイントまとめ
商品券を少しでもお得に現金化するためのポイントについて解説しました。
お手持ちの商品券の種類を把握し、需要が高まる連休前やボーナス時期を狙って売ることで、買取価格は確実にアップします。
そして、一番重要なのは「少しでも換金率の高い専門業者を選ぶ」ことです。
近所の店舗で手早く済ませるのも一つの手ですが、数%でも多く現金として手元に残したいのなら、全国の相場で高価買取してくれるオンライン買取(郵送買取)の利用を検討してみてください。
大切に保管してきた商品券を、一番損のない方法で賢く現金化しましょう。
